おもちゃサブスクvsこどもちゃれんじ!メリットとデメリット比較
「子どものおもちゃ、どうしよう…」
「おもちゃのサブスクって便利そうだけど、昔からある『こどもちゃれんじ』とどっちがいいの?」
「料金や届くおもちゃ、メリット・デメリットをちゃんと比較して、うちの子に合った方を選びたい!」
お子様の健やかな成長を願うからこそ、おもちゃや教材選びは真剣になりますよね。特に、月額制で利用できる「おもちゃサブスク」と、通信教育の王道「こどもちゃれんじ」は、多くのパパママが比較検討する人気のサービスです。
しかし、どちらも魅力的な一方で、サービス内容は全く異なります。「うちの子にはどっちが合っているんだろう?」と迷ってしまうのも当然です。
この記事では、そんなお悩みを解決するために、「おもちゃサブスク」と「こどもちゃれんじ」のメリット・デメリットを徹底的に比較します!料金や届くおもちゃの違いから、どんなご家庭におすすめなのかまで、この記事を読めばスッキリ解決。後悔しないサービス選びの参考にしてくださいね。
まず結論!おもちゃサブスクとこどもちゃれんじの最大の違いは?
両者を比較する上で、まず押さえておきたい最大の違いは、サービスの根本的な仕組みです。
* おもちゃサブスクとは…
国内外の様々なメーカーが販売している市販の知育玩具を、定額で「レンタル」するサービスです。基本的にはおもちゃに特化しており、交換時期が来たらおもちゃを返却します。
* こどもちゃれんじとは…
ベネッセが提供する通信教育講座で、しまじろうと一緒に生活習慣や知的好奇心を育むオリジナル教材が毎月「届く(購入する)」サービスです。届くのはおもちゃ(エデュトイ)だけでなく、絵本やDVD・Webコンテンツ、ワークブックなどがセットになっています。
つまり、市販のおもちゃを借りて、物を増やさないのがおもちゃサブスク、オリジナルの教材一式を所有して、体系的に学ぶのがこどもちゃれんじ、と考えると分かりやすいでしょう。この違いが、それぞれのメリット・デメリットに繋がっていきます。
【比較表】一目でわかる!おもちゃサブスクとこどもちゃれんじの違い
両者の違いをより具体的にイメージできるよう、主要な項目を比較表にまとめました。
| 比較項目 | おもちゃサブスク | こどもちゃれんじ |
|---|---|---|
| サービス形態 | レンタル | 購入(教材提供) |
| 月額料金(目安) | 約3,500円~4,000円 | 約2,500円前後(年齢による) |
| 届くもの | おもちゃ(4~7点程度) | エデュトイ、絵本、DVD/Web、ワーク、情報誌など |
| おもちゃの種類 | 市販の知育玩具(国内外ブランド) | オリジナルキャラクターのエデュトイ |
| おもちゃの選定 | 専門家が個別に選定(一部自己選択可) | 月齢に合わせたカリキュラムで一律 |
| 生活習慣の学び | なし | あり(メインコンテンツ) |
| 収納問題 | 増えない | 増え続ける |
| キャラクター | 基本的になし(一部サービス除く) | しまじろう(メイン) |
| 最低利用期間 | 2ヶ月~が多い | 2ヶ月~が多い |
※料金や内容はサービス・コースによって異なります。
おもちゃサブスクのメリット・デメリットを深掘り
おもちゃサブスクの最大の魅力は、やはり「おもちゃが増えない」こと。市販されている高品質な知育玩具を気軽に試せる一方、おもちゃはあくまでレンタル品であり返却が必要で、必ずしも子どもが気に入るとは限らないという側面も。ここでは、そんなおもちゃサブスクの具体的なメリットとデメリットを詳しく解説します。
メリット:おもちゃが増えない!高品質な知育玩具を試せる
おもちゃサブスクの最大のメリットは、なんといっても家に物が増え続けないことです。遊ばなくなったら返却するので、おもちゃの収納場所に頭を悩ませる必要がありません。
また、普段なら「高いから買うのはちょっと…」とためらってしまうような、1つ1万円以上するような海外製の木製知育玩具や、最新のプログラミングトイなどを、月額料金だけで気軽に試せるのも大きな魅力です。
さらに、多くのサービスでは保育士などの専門家がお子様一人ひとりの発達や興味に合わせておもちゃを選んでくれるため、おもちゃ選びに失敗したくない、どんなおもちゃが良いか分からないというパパママにとっては心強い味方になります。自分では選ばないようなおもちゃとの出会いが、子どもの新たな可能性を引き出すきっかけになることもあります。
デメリット:おもちゃは返却が必要・子どもが気に入らない可能性も
おもちゃサブスクのデメリットとしてまず挙げられるのが、おもちゃが自分のものにならない、つまり返却が必要な点です。
お子様によっては、特定のおもちゃに強い愛着を持つことがあります。そんな時に「交換の時期だから返そうね」と言っても、すんなり納得してくれるとは限りません。お気に入りのおもちゃとの別れが、お子様にとって悲しい経験になってしまう可能性は、親として心に留めておく必要があります。(※多くのサービスでは、気に入ったおもちゃを割引価格で買い取ることも可能です。)
また、専門家が選んだとはいえ、届いたおもちゃをお子様が気に入るとは限らないのも現実です。「せっかく6個も届いたのに、遊んだのは1個だけ…」となると、その月の料金を少しもったいなく感じてしまうかもしれません。
こどもちゃれんじのメリット・デメリットを深掘り
「しまじろう」と一緒に、遊びながら楽しく学べるのがこどもちゃれんじの魅力。おもちゃだけでなく、絵本やワーク、映像教材までセットになっており、生活習慣までサポートしてくれる総合力が強みです。しかし、その分おもちゃが増え続け、収納に困るという声も。メリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
メリット:生活習慣も学べる体系的なカリキュラム
こどもちゃれんじの最大の強みは、月齢に合わせた体系的なカリキュラムに沿って、知育だけでなく生活習慣や社会性まで一貫して学べる点です。
たとえば、トイレトレーニングの時期には、しまじろうと一緒にトイレに行くのが楽しくなるようなエデュトイや絵本、DVDが届きます。子どもにとって大好きなしまじろうが応援してくれることで、歯磨きやおかたづけ、お友達との関わり方などを、前向きに、そして自然に身につけていくことができます。
おもちゃ(エデュトイ)、絵本、映像教材、ワークが全て連動しているため、様々な角度から子どもの興味を引き出し、学びを深める工夫がされています。何をどう教えたらいいか分からないというパパママにとって、毎月届く教材セットは子育ての頼れる道しるべになってくれるでしょう。
デメリット:おもちゃが増え続ける・教材が合わない月も
こどもちゃれんじの最大のデメリットとして、多くの先輩パパママが挙げるのが、おもちゃ(エデュトイ)が増え続けるという問題です。
届く教材はすべて購入品なので、毎月どんどん家に物が溜まっていきます。特にエデュトイはプラスチック製のものが多く、かさばることも少なくありません。気づいたら部屋がしまじろうグッズで溢れかえっていた…というのは、こどもちゃれんじ”あるある”の一つです。
また、カリキュラムは月齢に合わせてよく考えられていますが、教材がすべてのお子様にヒットするとは限りません。その月のテーマにお子様が全く興味を示さず、エデュトイも絵本もほとんど使わないまま…ということも起こり得ます。月謝制なので、遊ばなくても料金は発生するため、興味のない月はコストパフォーマンスが悪いと感じてしまうかもしれません。
結局どっち?あなたのご家庭に合うのはこんなタイプ!
それぞれのメリット・デメリットを踏まえた上で、結局どちらを選ぶべきか、ご家庭のタイプ別に解説します。「おもちゃを増やしたくない」「総合的な学びをさせたい」など、あなたが何を一番重視するかを考えながら読んでみてください。ぴったりのサービスを見つけるための最終チェックです。
おもちゃサブスクがおすすめなご家庭の特徴
以下の項目に当てはまる点が多いなら、「おもちゃサブスク」が向いている可能性が高いです。
* とにかくこれ以上家に物(特におもちゃ)を増やしたくない。
* しまじろうのような特定のキャラクターよりも、国内外の様々なブランドの知育玩具で遊ばせたい。
* 生活習慣などは家庭で教えるので、サービスには「おもちゃ」に特化した機能を求めている。
* おもちゃ選びに自信がないので、プロにお子様の個性に合わせたものを選んでほしい。
* 購入するには高価な木製玩具などを、気軽に試してみたい。
こどもちゃれんじがおすすめなご家庭の特徴
以下の項目に当てはまる点が多いなら、「こどもちゃれんじ」がよりフィットするでしょう。
* おもちゃだけでなく、絵本やワーク、映像教材もセットで欲しい。
* トイレトレーニングや歯磨きなど、遊びを通して生活習慣も身につけさせたい。
* お子様がしまじろう大好き!(または好きになりそう)
* 毎月決まったカリキュラムに沿って、体系的に学ばせたい。
* おもちゃが増えることよりも、教材が手元に残ることにメリットを感じる。
両方のいいとこ取り!「併用」という選択肢は?
「どっちのメリットも捨てがたい…」という方には、両方のサービスを「併用」するという選択肢もあります。
たとえば、
- こどもちゃれんじを基本的な教材として、生活習慣や文字・数への興味の土台を作る。
- おもちゃサブスクを、こどもちゃれんじにはないタイプの市販の知育玩具(特に高価なものや木製玩具)を試すためのプラスアルファとして利用する。
という使い方です。
もちろん、月々の費用は両方分かかりますが、「こどもちゃれんじのおもちゃだけでは物足りない」「でもこれ以上おもちゃは増やしたくない」というニーズを両立できる、ある意味で理想的な形かもしれません。予算に余裕があり、お子様により豊かな遊びと学びの環境を提供したいと考えるなら、検討してみる価値はあるでしょう。
まとめ:それぞれの良さを理解して、最適な選択を
今回は、「おもちゃサブスク」と「こどもちゃれんじ」を様々な角度から比較してきました。
* おもちゃサブスクは、物が増えない、質の高い市販の知育玩具を試せるという大きなメリットを持つ、おもちゃのレンタルサービス。
* こどもちゃれんじは、生活習慣まで学べる体系的なカリキュラムと、「しまじろう」という強力な味方がいる、総合的な通信教育。
どちらが優れている、ということではありません。収納問題を最優先に考えるか、総合的な学びを重視するか。市販の多様な玩具に触れさせたいか、体系化されたオリジナル教材でじっくり取り組ませたいか。
それぞれのメリット・デメリットを正しく理解し、あなたのご家庭の教育方針やライフスタイル、そして何よりお子様の個性に合ったサービスを選ぶことが、後悔しないための最も大切なポイントです。この記事が、あなたの最適な選択の一助となれば幸いです。

