「うちの子も小学生になったけど、幼児向けのおもちゃはもう卒業かな…」
「ゲームやYouTubeばかりじゃなくて、夢中になれる知的な遊びはないかしら?」
「プログラミングロボットや科学の実験キットって面白そうだけど、高価だし、すぐに飽きたらもったいない…」
小学生になると、子どもの興味はぐっと高度で専門的になりますよね。それに合わせておもちゃを選ぶのは、なかなか大変です。そんな悩める小学生のパパママに、ぜひ知ってほしいのが「おもちゃのサブスクリプションサービス」の活用です。
「え、おもちゃサブスクって赤ちゃんや幼児向けでしょ?」と思われがちですが、実は小学生の知的好奇心を満たしてくれるサービスも存在するんです!
この記事では、小学生でも利用できるおもちゃサブスクはどれか、そして気になるプログラミングトイや科学系のおもちゃはレンタルできるのか、さらには代替案まで、あなたの疑問に徹底的にお答えします。高価な知育玩具の購入で失敗しないための、賢い選択肢を見つけましょう!
【結論】小学生も使えるおもちゃサブスクは存在する!
まず結論からお伝えします。
はい、小学生が利用できるおもちゃサブスクは存在します!
ただし、幼児向けほど選択肢が豊富なわけではなく、サービスによって対象年齢や提供されるおもちゃの内容が大きく異なります。
幼児向けのサービスが「基本的な知育」や「五感の発達」を目的としているのに対し、小学生向けの場合は、より思考力や創造力、問題解決能力を育むような、高度で専門的な知育玩具が中心となります。
この記事では、どのサービスが何歳まで対応していて、どんなおもちゃが届くのかを詳しく解説していきますので、ぜひサービス選びの参考にしてください。
小学生向けおもちゃサブスクの現状と選び方のポイント
小学生向けのおもちゃサブスクを探す前に、まずは現在のサービスの状況と、選ぶ際の重要なポイントを理解しておきましょう。
小学生向けは「幼児期の延長」が中心(多くは6歳まで)
多くのおもちゃサブスクサービスは、主な対象年齢を「0歳から6歳まで」としています。そのため、小学校1年生(6歳~7歳)くらいまでは、幼児向けプランの延長線上で利用できるサービスがほとんどです。この場合、届くおもちゃも、幼児期の終わりから学童期のはじめにかけて楽しめるような、パズルや簡単なボードゲーム、ブロックなどが中心になります。
8歳まで対応など、高学年を見据えたサービスも登場
一方で、近年の知育への関心の高まりを受け、小学生のニーズに応えるサービスも登場しています。その代表格が、対象年齢を「8歳まで」としている「キッズ・ラボラトリー」です。このようなサービスでは、小学校中学年くらいまで楽しめる、より複雑で思考力を要するおもちゃがラインナップに含まれている可能性があります。
選ぶ際のポイント:「対象年齢の上限」と「おもちゃの種類」をチェック!
小学生向けのおもちゃサブスクを選ぶ際に、最も重要なチェックポイントは以下の2つです。
- 対象年齢の上限:まず、そのサービスが何歳までを対象としているかを必ず確認しましょう。「6歳まで」なのか「8歳まで」なのかで、届くおもちゃのレベル感が大きく変わります。
- おもちゃの種類:公式サイトのおもちゃ紹介ページや利用者の口コミを見て、実際にどのような種類のおもちゃがレンタルできるかを確認することが大切です。「プログラミング」や「科学」「論理パズル」といった、お子様に遊ばせたい分野のおもちゃが含まれているか、具体的にチェックしましょう。
小学生に対応しているおもちゃサブスクはこれ!
では、具体的にどのサービスが小学生に対応しているのでしょうか。ここでは、対象年齢が小学生に及ぶ主要なサービスと、それぞれの特徴、料金を比較します。特に8歳まで対応しているキッズ・ラボラトリーは、小学生のいるご家庭にとって注目のサービスです。
8歳まで対応!高品質な木製玩具が魅力の「キッズ・ラボラトリー」
小学生向けのおもちゃサブスクを探す上で、現在最も有力な選択肢となるのが「キッズ・ラボラトリー」です。
最大の特徴は、対象年齢が生後すぐから8歳までと非常に広いこと。小学校2~3年生くらいまで、子どもの成長に合わせて長く利用することができます。
キッズ・ラボラトリーは、国内外の高品質な木製知育玩具を中心に扱っており、モンテッソーリ教育やシュタイナー教育に関心のある家庭からも人気です。後述する「キュボロ」や「クアドリラ」といった、小学生が夢中になる高度な玉の道のおもちゃも、LINEでリクエストできる可能性があります。
小学校低学年(6歳)までなら選択肢に!「トイサブ!」など
もしお子様が小学校1年生(6歳)であれば、他の主要なサービスも選択肢に入ります。
* トイサブ!:業界最大手で、対象年齢は満6歳まで。豊富なデータに基づき、6歳の子どもの発達に合わせたプランを提案してくれます。
* Cha Cha Cha:対象年齢は6歳まで。自分で好きなおもちゃをカタログから選べるのが特徴で、子どもの「これが欲しい!」という気持ちに応えやすいです。
これらのサービスは、あくまで幼児期の延長線上にあるため、届くおもちゃは「小学生専用」というよりは「6歳児向け」の内容になりますが、小学校に入りたてのお子様であれば十分に楽しめるでしょう。
【比較表】小学生向けおもちゃサブスクの対象年齢・料金・特徴
小学生が利用できる可能性のある主要なサービスを、比較表にまとめました。
| サービス名 | 対象年齢(上限) | 月額料金(目安) | 小学生向けおもちゃの特徴 |
|---|---|---|---|
| キッズ・ラボラトリー | 8歳まで | 3,520円~ | 木製玩具、論理パズル(キュボロ等リクエスト可)、LaQなど |
| トイサブ! | 満6歳まで | 3,674円~ | 6歳の発達に合わせた知育玩具、論理ゲームなど |
| Cha Cha Cha | 6歳まで | 3,910円~ | カタログから選択可、学習特化プラン(5歳向け)あり |
※料金は2025年時点の税込価格の目安です。
どんなおもちゃが届く?プログラミングや科学系玩具の具体例
「小学生が本当に楽しめるの?」と気になるのは、やはりレンタルできるおもちゃの内容ですよね。幼児向けとは一味違う、思考力や創造力を刺激するプログラミングトイや科学系、論理パズルなど、小学生の知的好奇心をくすぐるおもちゃの具体例をご紹介します。
プログラミング・STEM系のおもちゃ(LaQ、ロボットなど)
近年、教育現場で注目されているのが、プログラミング的思考を養うSTEM(ステム)教育です。おもちゃサブスクでも、この分野の玩具を取り扱うサービスがあります。
たとえば、「キッズ・ラボラトリー」では、平面から立体まで様々な形を創造できる日本製のブロック「LaQ(ラキュー)」が5歳以上向けのおもちゃの例として挙げられています。複雑な構造物を組み立てるプロセスは、まさにSTEM教育の一環です。
また、「Cha Cha Cha」の「学研ステイフル監修プラン」(5歳児向け)では、プログラミング的思考をテーマにしたおもちゃが届くことがあります。
サービスによっては、簡単な命令で動かせるプログラミングロボットなどをリクエストできる可能性もあります。
論理的思考を育むパズル・ボードゲーム(キュボロ、クアドリラなど)
小学生になると、ルールを理解し、戦略を立てて遊ぶことができるようになります。そんな時期にぴったりなのが、高度なパズルやボードゲームです。
特に人気なのが、「玉の道」と呼ばれるおもちゃです。
- キュボロ(Cuboro):将棋の藤井聡太棋士が遊んでいたことで有名になった、スイス製の木製玩具。見えない内部のトンネルを想像しながらコースを作ることで、論理的思考力や空間認識能力を鍛えます。非常に高価(数万円~)なため、キッズ・ラボラトリーなどでリクエストして試したいと考える方が多いおもちゃの代表格です。
- クアドリラ(Quadrilla):ブロックとレールを組み合わせて、スピーディーで複雑なコースを作る玉の道。構造力学やプログラミング的思考の基礎を養います。こちらもキッズ・ラボラトリーなどで扱っている可能性があります。
これらのおもちゃは、親子や友達と一緒に夢中になれる奥深さがあります。
科学・探求心を刺激するおもちゃ(実験キットなど)
「なぜ?」「どうして?」という探求心が旺盛になる小学生には、科学的な興味を引き出すおもちゃもおすすめです。
おもちゃサブスクでレンタルできる可能性のあるものとして、簡単な科学実験キットや、自然を観察するための顕微鏡・望遠鏡セットなどが考えられます。
ただし、これらは消耗品を含む場合があるため、一般的なおもちゃサブスクでは取り扱いが少ないかもしれません。もし科学分野に特化して興味がある場合は、後述する「特化型サブスク」も視野に入れると良いでしょう。
小学生がおもちゃサブスクを使うメリット・デメリット
小学生がおもちゃサブスクを利用するのには、メリットだけでなく、注意すべき点もあります。高価な教材を試せるという大きな利点と、学校や習い事で忙しい小学生ならではのデメリットの両方を知って、賢く利用を検討しましょう。
メリット:高価なSTEM教材を試せる・脱スクリーンタイム
小学生がおもちゃサブスクを利用する最大のメリットは、購入するには高価なSTEM教材や知育玩具を、月額数千円で気軽に試せることです。
「1台3万円のプログラミングロボットを買ったのに、1週間で飽きてしまった…」という購入失敗のリスクを避けられるのは、親にとって非常に大きな利点です。
また、ゲーム機やスマートフォン、タブレットなど、どうしてもスクリーンタイムが増えがちな小学生にとって、夢中になれるオフラインの知的活動を提供できるという点も、見逃せないメリットと言えるでしょう。「ゲーム以外の楽しい遊び」の選択肢を、家庭に手軽に導入できます。
デメリット:遊ぶ時間が少ない?大作の途中で返却時期が来る可能性
一方で、小学生ならではのデメリットも考えられます。
まず、学校の宿題や習い事、友達との外遊びなどで、幼児期に比べて家でじっくりおもちゃで遊ぶ時間が少なくなる可能性があります。せっかくおもちゃが届いても、ほとんど遊べないまま交換時期を迎えてしまうと、コストパフォーマンスが悪く感じられるかもしれません。
また、LaQやキュボロのような、時間をかけて大作を作るタイプのおもちゃの場合、「やっと完成が見えてきたのに、もう返却しなきゃ…」という状況も起こり得ます。この点は、レンタルサービスである以上、避けられないデメリットです。
もっと専門的に!小学生向け「特化型サブスク」という選択肢
もし、お子様の興味が「科学」「プログラミング」といった特定の分野に強く向いている場合、一般的なおもちゃサブスクでは物足りなく感じるかもしれません。そんな時には、より専門的な内容を扱う「特化型サブスク」を検討するのも一つの手です。
おもちゃサブスクでは物足りない?そんな時は専門分野のサブスクも
「特化型サブスク」は、おもちゃ全般ではなく、特定のテーマに絞った教材が毎月届くサービスです。小学生の知的好奇心を、より深く掘り下げて満たしてくれるでしょう。
科学実験キットの定期便(ワンダーボックスなど)
たとえば、STEAM教育領域の通信教育として有名な「ワンダーボックス」は、毎月届くキット(アナログ教材)と専用アプリ(デジタル教材)を組み合わせて、プログラミング、アート、パズルなど、幅広い分野の課題に挑戦できます。対象は4歳から10歳で、まさに小学生にぴったりの内容です。
他にも、純粋な科学実験キットが毎月届くサービスなど、探求心を刺激するサブスクは様々です。
プログラミング教材のサブスク
プログラミングに特化したサブスクもあります。ロボットを組み立てて動かしたり、ゲームを作りながら学んだりと、より本格的なプログラミング体験が可能です。これらは月額料金も高くなる傾向にありますが、専門的なスキルを身につけるきっかけになります。
まとめ:子どもの興味に合わせて、最適なサブスクを選ぼう
今回は、小学生向けのおもちゃサブスクについて、その現状から具体的なサービス、届くおもちゃの内容まで詳しく解説しました。
* 小学生に対応したおもちゃサブスクは存在するが、幼児向けに比べると選択肢は限られる。
* キッズ・ラボラトリーは8歳まで対応しており、現在最も有力な選択肢。
* プログラミングトイやキュボロのような高度な知育玩具も、リクエスト次第でレンタルできる可能性がある。
* もし一般的なおもちゃサブスクでは物足りない場合、科学実験やプログラミングに特化したサブスクも視野に入れるのがおすすめ。
大切なのは、「今、あなたのお子様が何に興味を持っているか」を見極め、それに合ったサービスを選ぶことです。
小学生向けのサービスは、高価な知育玩具の購入前のお試しとして非常に賢い使い方です。ぜひこの記事を参考に、お子様の知的好奇心を最大限に引き出す、最適なサブスクサービスを見つけてあげてくださいね。

